以前は、NPOをはじめとしたボランティア団体や市民活動等は、社会貢献や自己実現などを行うための「活動する場」でしたが、近年は「働く場」として、その存在が注目されつつあります。

国の「新しい公共支援事業」にもあるように、NPOは「社会課題解決のためになくてはならない存在」として近年その役割に対する期待が高まってきています。

　しかしながら、欧米のNPOと比較すると、「働く場」としての成熟度はまだ高くないのも事実です。「賃金」や「社会保障の整備」が十分ではない場合も多いです。一般企業とよく比較せず働くと、そのギャップに悩むこともあるかもしれません。

　そうした中でも、NPOで頑張っている職員は確実に増加しており、国内のNPO法人数も2012年3月の時点では4万5千を越えています。（＊内閣府ホームページより）
また、近年では行政や企業との協働の事例も増えてきていますし、それに伴う社会のNPO観も変化してきています。加えて、SB（ソーシャルビジネス）やCB（コミュニティビジネス）といった新しいビジネスへの関心の高まりから、その受け皿としてもNPOが注目されています。

　アリスセンターでは、上記のような状況をよく理解して頂いた上で、「NPO法人で頑張っていきたい！」という想いを持っている方や神奈川県で活動するNPO法人の皆さまを応援し、そうした方達に向けた求人情報を集めて掲載していきます。県内のNPOが「働く場」となっていくことに、少しでもこのサイトが役に立てば幸いです。

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